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緑肥とは・・・

機能的な作物を栽培・すき込むことで、畑の土づくりができます。様々な品目・品種があり、畑に合った緑肥品種を選んだ方がより効果を発揮します。

土づくり/地力増進/窒素分補給/耕盤破砕/風よけ/センチュウ抑制/雑草抑制/病気抑制/塩類除去

<導入メリット>
有機物供給による地力増進と上記の効果が得られる
<デメリット>
栽培期間があるため、約2~3か月は畑を空ける

←ペルシアンクローバーの「まめ小町」
湿害が出やすい圃場でも生き残る。景観美化や蜜源植物としてだけではなく、ダイズシストセンチュウの抑制効果も高い。秋田県内ではエダマメなどの前作に使われている。

基本的な流れ

【品種選定】
・何を目的として緑肥を使うのか?
・お持ちの機械を確認(細断する機械が必要な場合などもあるため)
・作付け体系と播種時期を決める
【播種】
・緑肥の播種はばらまき(散播)が基本
  ⇒固形肥料の散布機でばらまき(ごんべえなどの播種機でも良い)

・播種後の覆土が重要
  ⇒鳥害回避、土壌水分保持など、発芽がスムーズになる。
  ⇒トラクターによる浅いロータリー耕起(理想は深さ2~5cm)。
   種子が小さい場合はPTOをニュートラルにして走行しても良い。

・立毛間播種
  ⇒前作の収穫前に播種し、葉やワラを覆土代わりにする方法。
   水稲・大豆・麦などで使われる方法。
【すき込み】
・すき込み時期は基本的に播種から約60日後
  ⇒有機物を確保し、茎が硬くなる前にすき込む。
   必ず花が咲く前に細断・すき込みを終わらせる。

・大柄なものや茎の繊維質が多いものは細断が必要
  ⇒自然草高が30cmを超え、つるが繁茂したヘアリーベッチ
   出穂期を迎えたソルガムなどの夏の長大型イネ科緑肥作物
   繊維質の多いクロタラリアやセスバニアなどのマメ科緑肥作物

・すき込み後約1か月間は腐熟期間とする
  ⇒例外もあるが、基本的には次作を1か月後にする必要がある

緑肥の効果

秋田県内ネギ農家様の圃場

前作にヘアリーベッチ「藤えもん」を9月播種 ⇒ すき込まずに越冬
翌年4月下旬ネギ定植 ⇒ 6月12日撮影

上半分の葉色が薄く、まばらなところが対照区
下半分の葉色が濃いところがヘアリーベッチ区

2025年4月~5月末まで曇天・降雨が例年より多く、水が溜まることもあった。推測になるが、ヘアリーベッチを栽培したところは透水性が改善し、順調に育った。対照区は湿害による根痛みなどで活着がスムーズに行かず、葉色が薄くなったと考えられる。
同圃場

左がヘアリーベッチ区
右が対照区

雑草抑制効果もわかりやすく出ていた。
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